古着ブームの再燃により、中古衣料の需要は年々高まっています。その中で、圧倒的な店舗数を誇るセカンドストリート(セカスト)を活用した「古着せどり」が、手軽に始められる副業として注目されています。
「趣味の古着選びを副業にしたい」 「セカストでどうやって利益商品を見つけるの?」
本記事では、セカストせどりの基礎知識から、効率的なリサーチ方法、売れるブランドの傾向まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
1. なぜセカストが「せどり」に最適なのか?
数あるリユースショップの中でも、セカストがせどりの仕入れ先として優秀な理由は3つあります。
- 店舗数が多くルート営業が可能: 同一エリアに複数店舗あるため、1日で効率よく回れる。
- 値付けの「甘い」商品が混ざる: アルバイトスタッフが査定することも多く、相場より安く販売されているお宝(バグ値)が存在する。
- ポイント制度とキャンペーン: Pontaポイントが貯まるほか、定期的な買取キャンペーンやセールで仕入れ値を抑えられる。
2. セカストせどりで狙うべき3つのカテゴリー
全ての棚を見るのは非効率です。まずは以下の3つのエリアに絞ってリサーチを開始しましょう。
トレンドのストリート・アウトドアブランド
THE NORTH FACE(ノースフェイス)、Patagonia(パタゴニア)、Stussy(ステューシー)などの定番ブランドは、回転率(売れるまでの早さ)が非常に高いです。多少の使用感があっても、メルカリ等で安定した価格で取引されます。
90年代のヴィンテージ・レトロアイテム
近年、80年代〜90年代のナイロンジャケットや、大判プリントのTシャツ(バンT、アニマルTなど)が人気です。ブランド名が不明でも「デザイン性」だけで高値がつくケースがあり、セカストの安価なコーナー(数百円〜)から数千円の利益が出ることも珍しくありません。
季節外れのセール品
セカストでは季節の変わり目に大幅な値下げを行います。冬の終わりにダウンジャケットを買う、夏の終わりにTシャツをまとめ買いするなど、時期をずらすことで仕入れ原価を最小限に抑えられます。
3. 実践!利益商品を見つけるためのリサーチ手順
せどりで失敗しないための具体的なステップです。
- メルカリの「売り切れ」相場を確認: 店舗で気になる商品を見つけたら、即座にメルカリで「ブランド名+アイテム名」を入力。状態が近いものがいくらで売れているかチェックします。
- タグの「A〜Z」を確認: セカストのタグには管理用のアルファベットが記載されていることがあります。これは商品の状態や経過期間を示唆する場合があり、長く残っている商品は値下げ交渉の余地(または今後のセール対象)になる可能性があります。
- 汚れやダメージの徹底確認: 利益が出ると思っても、致命的な破れや落ちないシミがあるとクレームに繋がります。検品は店舗の明るい場所で入念に行いましょう。
4. セカストせどりの注意点と「古物商許可」
せどりを行う上で避けて通れないのが法律とマナーです。
- 古物商許可証の取得: 営利目的で中古品を仕入れて販売する場合、古物商許可が必要です。無許可での営業は罰則の対象となる可能性があるため、継続して行うなら必ず取得しましょう。
- 転売禁止店舗での振る舞い: 一部の店舗では、過度なスマホでのリサーチや、商品の買い占めを制限している場合があります。一般のお客さんの迷惑にならないよう、マナーを守った仕入れを心がけてください。
5. 利益を最大化する「メンテナンス」のひと手間
仕入れた古着をそのまま出品するのではなく、少しの手間を加えるだけで販売価格が1.5倍〜2倍になることがあります。
- 毛玉取り機で表面を整える: ニットやスウェットの毛玉を取るだけで、状態ランクを「目立った傷や汚れなし」に上げられます。
- スチームアイロンをかける: シワを伸ばして撮影するだけで、写真の映え方が劇的に変わり、即売れしやすくなります。
- 明るい場所で撮影する: 古着は写真が命です。自然光が入る場所で、色味が正確に伝わるように撮影しましょう。
6. まとめ:セカストせどりは「知識」が武器になる
セカストでの古着せどりは、最初はリサーチに時間がかかりますが、知識が蓄積されるほど「棚を見ただけで利益商品が浮き上がって見える」ようになります。
まずは自分の得意なブランドやジャンルから始め、徐々に幅を広げていくのが成功への近道です。宝探しのような感覚で、楽しみながら副業をスタートさせてみてはいかがでしょうか。

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